新潟県糸魚川市では、1日(土)13時までの降水量が203.5ミリ。1985年7月に記録した日降水量194ミリを32年ぶりに上回り、観測史上1位の大雨になっています。
●糸魚川市で日降水量観測史上1位 32年ぶりに更新
1日(土)は梅雨前線が山陰沖から北陸、関東にかけて停滞し、南からは暖かく湿った空気が流れ込んでいます。前線の活動が活発で、午後1時現在、北陸地方を中心に大雨となっています。新潟県、富山県、石川県、長野県では土砂災害警戒情報が発表されている所があります。
新潟県糸魚川市では、午前0時から午後1時までの降水量が203.5ミリ。1985年7月8日に記録した日降水量の観測史上1位の値(194ミリ)を既に超えています。このあともさらに降水量が増える見込みですので、引き続き、土砂災害に厳重な警戒が必要です。
また、糸魚川市の付近を流れる姫川は、雨で川の流量が増加し、はん濫注意情報発表がされています。今後も流量がさらに増加する見込みですので、洪水に関する情報にも注意をして下さい。