
<巨人2-4DeNA>◇24日◇東京ドーム
巨人がDeNAに敗れ、同一カード3連勝を逃した。阿部監督は、5回の攻撃をポイントに挙げた。リチャードが2死から反撃の8号ソロ。その後も代打攻勢がハマって2死満塁の好機をつくったが、丸が一ゴロに倒れた。「あの回ちょっと勝負かけたんだけどね。あそこでもう1点でも入っていればまた流れは変わったんだけど。しょうがないよね」と振り返った。
一進一退が続く。先発赤星は5回6安打4失点(自責3)で今季9敗目。「真っすぐのスピードも出てないですし、変化球も浮いたところを捉えられている」と反省した。ここまでの疲労も考慮され、1度出場選手登録を抹消されることになり「次の登板に向けてまた一からやっていきたい」。吉川、浅野が22日から戦列に戻り、戦力が整いつつあった中、この日は甲斐の離脱も決まった。それでも指揮官は「チームにとっても痛いですけど、もうやるしかない」と前を向いた。