
<巨人2-4DeNA>◇24日◇東京ドーム
DeNAがドラ1右腕の好投で巨人戦の連敗を4で食い止め、2日の同戦以来の白星を挙げた。今季の東京ドームは4勝8敗と借金4で最終戦を終えた。
ドラフト1位の竹田祐投手(26)がデビューからの連続無失点イニングが11イニングでストップするも、7回1失点の好投でデビューから2戦2勝とした。
4点リードの5回2死、初球フォークを巨人リチャードに捉えられて左中間席上部の看板に直撃する特大ソロを浴びた。これで7回2安打無失点でプロ初登板初先発初勝利を収めた16日の中日戦(バンテリンドーム)からの連続無失点記録が途切れてプロ初失点を喫した。
さらに2死から満塁のピンチを招くも、丸を一ゴロに仕留めて最少失点で切り抜けた。6回5安打1失点4奪三振3四球で7回に代打を送られて2勝目の権利を有したまま降板した。降板が告げられると、ダイビングキャッチの好守備で助けられた中堅・桑原にお礼をしてからベンチ裏に下がっていった。
2番手は宮城が3者凡退で打ち取ると、8回は明大の2学年先輩の伊勢が無失点でつなぎ、9回は明大の1学年先輩の入江が締めた。“明大リレー”でチームの3連敗を食い止めた。
ルーキー右腕を打線が援護した。1回1死三塁、宮崎が先制適時打を放つと、4回1死にはバックスクリーンへの8号ソロ。13日ヤクルト戦(神宮)では代打で3ランを放っており、以降は代打で1打席のみにとどまっていたが、この日は「5番左翼」で7月1日の中日戦(横浜)以来、54日ぶりのスタメン出場して3打席ぶりアーチをたたき込んだ。
さらに5回2死一塁には宮崎が左中間へ6号2ラン。経験豊富な先輩スラッガーたちが援護点をもたらした。