
<巨人-DeNA>◇22日◇東京ドーム
巨人・横川凱投手(24)が、5回1失点で24年9月26日のDeNA戦(横浜)以来、330日ぶりとなる白星の権利を持って降板した。
身長190センチの長身から角度のある直球と多彩な変化球を投げ込み、丁寧にコーナーを突いて凡打を重ねた。
初回は連打で先制のピンチを背負ったが、佐野、オースティン、宮崎を打ち取り無失点。2回には林、三森から連続三振を奪い、勢いに乗った。5回2死から蝦名にこの日初の四球を与えたものの、続く桑原を低めのスライダーで三ゴロに仕留め、得点を与えなかった。
打線は3回、主砲の岡本和真内野手(29)が復帰後初の9号ソロを放ち援護。横川は5回を91球で投げきり、4安打6奪三振1四球の無失点投球。先頭打者として迎えた裏の攻撃で代打を送られた。横川は「0点に抑えられたことがよかった。反省すべきこともあったので、そこはしっかり反省したい。あとはチームが勝てるようにしっかり応援します」とコメントした。