
<楽天6-8オリックス>◇23日◇楽天モバイルパーク
楽天はシーソーゲームを落とし、オリックス戦の連勝が6でストップした。3位チームとの直接対決2戦目で敗れ、今カードの対戦成績は1勝1敗。三木肇監督(48)は「今後に生かすことと、明日につなげられることはしっかりとつなげて、毎日の試合が大切だと思いますので、1勝1敗とかよりも明日の試合に向けて、また準備していい試合をできるようにと思います」と話した。
初回に3点を先制したが、先発の藤井聖投手(28)が苦しんだ。2回、先頭若月から長短5連打を浴びるなど3失点。相手打線の勢いを止められず、打者11人に対し8安打を許し、先発としては自己最短の1回0/3を8安打3失点で降板した。三木監督は「彼が一番いろいろ思っているだろうし、悔しさもあると思うから、必ず今日のことを忘れずに今後に生かしてほしい」と期待を込めた。
打線は4点を追う7回1死一、三塁から村林一輝内野手(27)、ルーク・ボイト内野手(34)の連続適時打含む4連打で2点差に迫る反撃を見せた。なおも2死満塁のチャンスを作ったが、オスカー・ゴンザレス外野手(27)が中飛に打ち取られ、8回、9回はいずれも3者凡退に倒れた。
3位オリックスとのゲーム差は再び3に広がった。直接対決3戦目は則本昂大投手(34)が、23年10月10日ロッテ戦(楽天モバイルパーク)以来、684日ぶりに先発する。