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【甲子園】進化を遂げた「強打の三高」で14年ぶりの頂点ならずも着実に成長し誇れる準優勝


沖縄尚学対日大三 1回裏日大三1死二塁、本間は先制適時二塁打を放つ(撮影・上田博志)

<全国高校野球選手権:日大三-沖縄尚学>◇23日◇決勝◇甲子園

進化を遂げた「強打の三高」だったが、惜しくも3度目の夏の頂点には届かなかった。

前監督の小倉全由氏(68=侍ジャパンU18代表監督)が率いた11年夏に全国制覇。2年前に監督に就任した三木有造監督(51)は、新基準の低反発バットへの対応に着手した。

昨春から公式戦で本格的に導入された「飛ばないバット」。各校が貧打に苦しむ中で、前任の小倉監督時代に続いて質よりも量を求めた。流行のデータ分析や最新機器にはなびかず、「ガッツ 気合 根性」という指揮官の合言葉に沿ってバットを徹底的に振り込んだ。時には、午後11時まで個人練習を行ったという本間律輝主将(3年)を中心に、全員が己と向き合って限界値を少しずつ高めた。

昨夏の西東京大会決勝で早実に8-9で敗れた悔しさをバネに、秋、冬、そして春を越えて-。低反発バット導入後の甲子園で、初の1大会複数本塁打をマークした田中諒内野手(2年)を筆頭に、一朝一夕のものではない確かな力を、着実に積み上げてきての準優勝だった。【平山連】

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