
<日本ハム-ソフトバンク>◇22日◇エスコンフィールド
ベテランが試合を動かした。ソフトバンク中村晃外野手(35)と今宮健太内野手(34)がアベックアーチを描いた。
2回1死走者なし、まずは中村がフルカウントから日本ハム北山のカーブを右翼ブルペンエリアに運んだ。この1発で中村は通算1500安打まで残り2安打と迫った。
ベンチでは小久保監督も大喜び。すると2死で今宮も右翼スタンドに2号ソロ。今宮は通算100本塁打の節目の1発になった。
この日から3・5ゲーム差をつけている2位日本ハムとの「真夏の天王山」。勝てば優勝マジック「27」が点灯する一戦で、ソフトバンクが先手を取った。