
中日金丸夢斗投手(22)が、先発予定の24日広島戦(マツダスタジアム)に向け、目をぎらつかせた。同球場での練習に参加し、キャッチボールなどで汗を流した。
井上一樹監督(54)から呼ばれ「目を見せてみろ」と声をかけられた。井上監督は「やる気にみなぎる目なのか、ちょっと夏バテ感満載の目なのかってね」。ここまで11試合に先発し1勝4敗、防御率は3・14。7日阪神戦でプロ初勝利も、前回15日DeNA戦は6回2失点で勝ち負けつかず。状態が落ち気味だと判断する中、戦う目をしているのかを確認した。
金丸は「もちろん、戦ってますよっていうアピールはしました」と、元々大きな目を見開いて、やる気をみなぎらせた。広島とは初対戦。マツダスタジアムでの登板も初めてだ。「ほかとは違っていて、とてもいいなと(思った)」と球場の雰囲気は気に入った様子。「まだ無失点に抑えられてないので、そこにこだわりたい」。12度目の先発は無失点投球で2勝目を目指す。