
J2大分トリニータは18日、片野坂知宏監督(54)との契約を同日付で解除すると発表した。後任には竹中穣ヘッドコーチ(48)が就く。
チームは前日17日、ヴァンフォーレ甲府に0-2で敗れ、ここ9試合未勝利で16位に低迷していた。昨年復帰し、シーズン2季目の途中で解任された片野坂監督は、クラブを通じて次の通りコメントした。
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大分トリニータに関わる全ての皆様へ日頃から大分トリニータへのご支援ご声援ありがとうございます。
この度、大分トリニータを退任する事になりました。
ファン・サポーターの方々、スポンサーの方々並びに大分トリニータに関わる全ての皆様、そして選手・スタッフ、小澤社長、吉岡SD、クラブ関係者の方々、これまで指揮を執らせていただき、また支えていただき本当にありがとうございました、心から感謝しております。
このような状況で大分トリニータを離れる事やもっと良い形で次にバトンを渡す事ができず大変悔しく寂しい思いではありますが、結果が全ての世界なので当然だと思います。チームを勝たせられなかった責任と私の力不足です、本当に申し訳ありませんでした。
次の指揮官が必ずこの状況を打破してくれると期待しております。必ず乗り越えれる、必ず勝てる、選手・スタッフを、大分トリニータを信じております。
大好きな大分、大好きな大分トリニータのこれからより一層の発展を心より願っております。
これまで支えていただき本当にありがとうございました。
また引き続き大分トリニータへのご支援ご声援をよろしくお願い致します。
「感謝」
片野坂知宏
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サンフレッチェ広島や柏レイソルでプレーし、大分で03年に引退した。ガンバ大阪ヘッドコーチを経て16年から21年まで大分監督。18年にはJ1復帰に導いていた。G大阪の監督を務めた後の24年、再び大分に帰ってきたものの、苦戦が続いていた。