
ドジャースがパドレスとの首位攻防3連戦をスイープし、ナ・リーグ西地区単独首位を守り、パドレスとのゲーム差を「2」に広げた。
大谷翔平投手(31)は「1番DH」で出場し、初回にダルビッシュ有投手(39)から右前打を放って4打数1安打。ドジャースはこの回に一挙4点を先制したが、その後はなかなか追加点を奪えず。8回にはついに同点に追い付かれたが、直後に2番ムーキー・ベッツ内野手(32)が8試合ぶりの13号ソロを放って勝ち越した。
9回は、8回途中から登板していたアレックス・ベシア投手(29)が3者凡退に抑えて試合を締めた。
ベッツは試合後のインタビューで、決勝ホームランについて「素晴らしい気分だった。チームの勝利に貢献できてうれしい。ここ数試合は良い当たりが出ているし、感触も良くなっている」とコメント。パドレスに3連勝したことには「このシリーズは特に大きかった。アナハイムではあまり良い試合をできていなかったし、本拠地に戻ってドジャースらしい野球ができて良かった」と振り返った。
ここ4試合続けて失点していたベシアが好投したことには「今シーズン、チームのためにずっと良いピッチングをしてくれていた。誰にだって不調な時はある。みんな彼のことを信じているし、彼もそれをわかっていると思う。今日はそれを証明してくれた」と話した。