
<ドジャース-パドレス>◇17日(日本時間18日)◇ドジャースタジアム
オリックスやエンゼルスでプレーした長谷川滋利氏が「SPOTV NOW」で解説を務め、ドジャース大谷翔平投手(31)の打撃を分析した。
大谷はダルビッシュ有投手(39)と対戦。第1打席はカウント2-2から、低めの95・6マイル(約154キロ)の直球を右前に運んだ。好機を演出すると、1死一、二塁からフレディ・フリーマン内野手(35)が先制の15号3ラン、2死からアンディ・パヘス外野手(24)も20号ソロで4点を先制した。
追い込まれてからの軽打に、長谷川氏は打撃の変化を分析。「追い込まれるとかなりアプローチを変えてきている。一度ロバーツ監督に言われたじゃないですか、簡単に三振しているみたいな。そういうのもあってアプローチの仕方は変えているかも。なかなか変えられないですけど、さすがですよね。言われてそのままアプローチを変えて打てるのはさすがだと思いますね」と語った。
大谷は10日(同11日)のブルージェイズ戦、4-5の9回1死満塁で空振り三振に倒れ、デーブ・ロバーツ監督(53)から「速球が速いわけではないし、センター方向への意識で打たないといけなかった。1点を取るべきところで、低めのボールに手を出してしまうのは、起きてはならないことだった」と厳しく指摘されていた。