
<ドジャース6-0パドレス>◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム
ドジャースが序盤にパドレスを引き離し、再び単独首位に躍り出た。
パドレス先発ディラン・シース投手(29)の乱調につけ込んだ。1回は大谷翔平投手(31)、ムーキー・ベッツ内野手(32)、ウィル・スミス捕手(30)が3者連続の四球を選ぶと、1死満塁からテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)の右犠飛で先制。マイケル・コンフォート外野手(32)の2点適時打で3点を先制した。
2回も大谷とスミスが四球で出塁すると、2死一、二塁からフレディ・フリーランド内野手(35)が打ち上げた中堅後方の飛球を、中堅手ジャクソン・メリル外野手(22)が落球。相手の自滅で2点を追加すると、5回にはテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)の20号ソロで突き放した。
ドジャース先発のブレーク・スネル投手(32)は、6回5安打2四球も無失点の好投。2回までに4安打を浴びたが、スミスが盗塁を3度阻止した。
7回にはエドガルド・エンリケス投手(23)が、最速103・3マイル(約166キロ)の速球で圧倒。8回途中からアンソニー・バンダ投手(32)につなぎ、パドレス打線を封じた。
パドレスとは同率首位で並んでいたが、直接対決の2連勝で頭一つ抜け出した。
大谷は第1打席から四球、四球、中安、一邪飛。翌17日(同18日)はダルビッシュ有投手(38)と対戦する。
左肩の炎症から復帰3試合目のスネルは今季3勝目。T・ヘルナンデスは5年連続の20本塁打となった。