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【甲子園】沖縄尚学が通算30勝で8強入り 自己最多169球熱投の末吉「自分たちは成長できる」


沖縄尚学対仙台育英 仙台育英に勝利し、アルプススタンドに向かって駆け出す沖縄尚学の選手たち(撮影・前田充)

<全国高校野球選手権:沖縄尚学5-3仙台育英>◇17日◇3回戦◇甲子園

沖縄尚学が、エース末吉良丞投手(2年)の力投と堅守で延長タイブレークを制し、甲子園30勝を達成した。

初回、末吉が2死から連打を浴び、大会3試合目にして初失点。2回に2-1と勝ち越すも、5回に2点を奪われ、1点を追う展開になった。7回に真喜志拓斗内野手(3年)が同点打を放ち、9回1死一、二塁のサヨナラ機もしのいで3-3で延長タイブレークに入った。

決勝点は思わぬ形で入った。延長11回無死一、二塁で安谷屋春空(はるく)内野手(3年)が放ったゴロを処理した相手遊撃手が一塁へ悪送球。二塁走者が決勝のホームを踏み、さらに宜野座恵夢(えいむ)捕手(3年)の適時三塁打で2点目を奪った。末吉がその裏、無死一、二塁で相手8番を二塁ゴロ併殺に。味方の堅守に「さすが先輩たち」と勇気づけられた末吉は、ここまでともに投げ合った相手エース吉川陽大(あきひろ=3年)を二ゴロに打ち取って熱闘に終止符を打った。

1試合169球の投球数は自己最多。「こういう投げ合いでは絶対に先にマウンドを降りたくないと思って投げました。競ったゲームで勝つことで自分たちは成長できる、と思っていました」と熱投を振り返った。沖縄県生まれで、沖縄から甲子園にこだわり、エースでも監督でも優勝した比嘉公也監督(44)にあこがれて沖縄尚学へ。春も夏も、鮮烈な投球を甲子園に刻み続ける。

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