【甲子園】春夏連覇目指す横浜が17年ぶり８強 津田学園に快勝 織田翔希が今大会２度目の完封

横浜対津田学園　津田学園戦に先発する横浜・織田（撮影・加藤哉）

＜全国高校野球選手権：横浜5－0津田学園＞◇17日◇3回戦

春夏連覇を目指す横浜（神奈川）が津田学園（三重）を破り、17年ぶりの8強入りを決めた。同校は夏の甲子園40勝目。春夏通算では68勝目で報徳学園に並ぶ12位とした。

2年生エースの織田翔希投手が最速151キロ直球で5安打無失点。今大会2度目の完封で甲子園通算6勝目を挙げた。2回戦はリリーフで5回2／3を無失点に抑えておりこれで23回2／3連続無失点とした。

打線は3回、1死二塁から2番為永皓内野手（3年）が左前安打。左翼手が後逸する間に二塁走者に続き為永も一気に生還し2点を先制した。6回には2死三塁から5番小野舜友内野手（2年）の中前適時打で3点目を挙げた。8回には3番阿部葉太外野手（3年）、4番奥村頼人外野手（3年）の連続適時打で2点を加え5－0とした。

津田学園は初のベスト8入りならず。先発の桑山晄太朗投手（3年）が5回まで2失点と踏ん張ったが打線が横浜・織田に完封された。