移籍破談のNEC塩貝健人が２発 オランダ１部で上田綺世、小川航基とともに得点ランク首位タイ

塩貝健人（2024年4月10日撮影）

＜オランダリーグ：ヘラクレス1－4NECナイメヘン＞◇16日◇第2節◇アルメロ

NECナイメヘンのFW塩貝健人（20）がアウェーのヘラクレス戦で2－1の後半24分からFW小川航基（28）に代わって出場し、2ゴールをマークした。

前半13分に相手に退場者が出て数的優位な状況だったが、後半38分に右足、同42分には左足で決めた。MF佐野航大（21）はフル出場。チームは4－1で勝って開幕2連勝を飾った。

塩貝は開幕前の6月、オーストリア1部ザルツブルクに移籍金450万ユーロ（約7億6500万円）で移籍する予定だったが、メディカルチェックで負傷が判明したため移籍が破談になった。

2024年に慶大所属のまま特別指定選手としてJ1横浜F・マリノスでプレーし、同8月にNECナイメヘンに加入。1季目でリーグ戦4ゴールをマークした。

今季のオランダ1部リーグは開幕戦で小川が2ゴールをマークし、フェイエノールトのFW上田綺世が開幕2戦連発。日本選手3人が開幕2戦で2得点を挙げ、フェイエノールトのMFスタインらとともに得点ランキング首位に並んでいる。