
<西武1-0オリックス>◇16日◇京セラドーム大阪
西武の与座海人投手(29)が6回無失点の好投で「1-0」勝利に貢献した。
京セラドーム大阪のマウンドを「どちらかというと高く感じるので、ちょっと上から投げ込む形になる」とイメージしていた。
しかし立ち上がりから崩れることなく、1番広岡、2番宗をフライアウトに。「崩したフライアウトが多かったので、そういうのは良かったです」とその後もオリックス打線のタイミングをずらしていった。
高め直球が球威、制球とも安定したのもフライアウトの背景に。「シンカーも落ちてくれましたし、高めのまっすぐもちゃんと投げ切れたので。マウンドに合わせて投げられました」。ここまで被本塁打数がチーム最多だったものの、大事な試合でしっかりと投げきった。これで自身は今季4勝3敗に。1つ勝ち越した。
母校の沖縄尚学は17日、夏の甲子園で3回戦を迎える。「2試合、いい勝ち方をして自信もついてきたと思うので、そのまま楽しんで、最後の夏を味わってほしいなと思います」とエールを送っていた。