
<全国高校野球選手権:仙台育英-沖縄尚学>◇17日◇3回戦◇甲子園
沖縄尚学の最速150キロの2年生エース左腕・末吉良丞に注目だ。
14日の鳴門(徳島)との2回戦では、1-0の6回から2番で登板。慣れない中継ぎ登板も、4回3安打無失点、計5奪三振と好投した。初戦では9回を完封勝ちし、今大会はここまで13イニング連続無失点中だ。仙台育英(宮城)戦では先発が予想され、育英打線との対決に注目が集まる。
今大会は横浜・織田翔希投手(2年)、山梨学院・菰田陽生投手(2年)ら同世代の投手が脚光を浴びている。末吉は「同じ世代の選手が活躍しているのを見ると、自分も『活躍しないと』って思います」と話していた。
仙台育英もエース左腕・吉川陽大(3年)ら投手陣は強力だ。ロースコアの展開が予想され、先取点が勝敗の行方を大きく左右するかもしれない。