
<巨人6-5阪神>◇15日◇東京ドーム
巨人ライデル・マルティネス投手(28)が史上最速でNPB通算200セーブを達成した。1点リードの9回に登板。2番中野から始まる上位打線を3者連続三振に抑え「本当に自分自身に感動しています」と、自画自賛の投球で大台に乗せた。外国人投手ではサファテ(ソフトバンク=234S)に次いで2人目。348試合での200セーブ到達は98年佐々木主浩氏(横浜)の370試合を抜く最速記録となった。
お立ち台では思いがあふれ、号泣した。この日は父フェリペさん(61)、母クラリベルさん(55)、妻リリエンさんが現地で観戦。「ここまでサポートしてくれた父親と母親、そして自分の妻、本当に家族のおかげだと思ってます」と感謝した。続けて「まだシーズンありますからしっかりチームが勝てるように、また(セーブを)積み重ねていきたいと思います」。絶対的守護神が、また1つ金字塔を打ち立てた。