
<広島0-2阪神>◇13日◇マツダスタジアム
広島が今季18度目のゼロ封負けを喫した。先発大瀬良大地投手(34)は粘投したが、3回、三塁佐々木のファンブル、一塁モンテロの後逸で無死二、三塁とされ、犠飛と暴投で2点を失った。6回2失点で降板。自責点0ながら今季7敗目を喫した。
被爆80年。この日は平和を願う「ピースナイター2025」だった。全員が8月6日を表す背番号86を背負い、特別な思いを胸に臨んだ。長崎出身、広島でプロ生活を送る大瀬良は「(ミスを)カバーできれば良かったんですが、難しかった。選手がいろんなことを思いながら、明日以降いい姿を見せられるようにやっていきたい」と振り返った。再び5位に転落。新井監督も「いつものマツダスタジアムの雰囲気とは違ったし、選手も感じていた。あさってからの試合につなげていきたい」と悔しさをにじませた。