
西武の佐藤太陽内野手(23)が13日、7月度の「スカパー! ファーム月間MVP賞」に輝いた。
神奈川大出身のドラフト育成2位ルーキーは、イースタン・リーグ開幕序盤から打率3割前後を維持し存在感をアピール。7月は10試合で打率3割8分1厘を記録し、同月25日に支配下登録枠(上限70人)まであと1人となる69人目の選手として登録された。
翌26日にはプロ初昇格を果たし「9番二塁」でスタメン出場。5日の日本ハム戦(エスコンフィールド)では、山崎から右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、プロ18打席目で待望の初安打をマークした。
守備は二遊間を中心に、複数ポジションをこなすユーティリティープレーヤー。佐藤太は「細かい数字をあまり考えずにプレーしていたので驚いていますが、とてもうれしいです。7月は無駄をなくすというテーマで打撃フォームを変えた時期だったので、不安もありましたが、長打も打てるようになりましたし、それが受賞という結果につながったことはよかったです。まだ先になると思いますが、1軍でも月間MVPを獲得します」と話した。