ブラジル代表（FIFAランキング5位）が10月14日に東京で日本代表（同17位）と対戦する、と同国の主要メディアglobo（グロボ）が12日までに報じた。「ブラジル・サッカー連盟は既に、東京で10月14日に日本と試合を行うことで合意している」と伝えており、商業的な条件面で最終の事務手続きを残すだけの段階という。両者は、W杯カタール大会前の22年6月にも強化試合を行った。
日本協会は、その日に味の素スタジアムで国際親善試合を開催すると発表済みで、対戦国は未定ながら販売チケットが高価なことから、強豪国とのマッチメークが期待されていた。宮本会長も「いいところとやりたいと動いているのは間違いない」と明かしていた。
「王国」ブラジルを率いるのは、レアル・マドリードなどで史上最多5度の欧州CL優勝を誇るアンチェロッティ監督。5月に就任し、翌6月に26年W杯北中米大会の南米予選突破に導き、本大会出場を決めた。現在の主力はリバプールGKアリソン、今季の欧州CL覇者パリSGのDFマルキーニョス、RマドリードFWヴィニシウスら。韓国戦も合わせてアジアを訪れる計画で、豪華メンバーが来日することが決定的となった。
