
【アナハイム(米カリフォルニア州)11日(日本時間12日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が、3戦連発の42号でエンゼルスタジアムの凱旋(がいせん)二刀流へ弾みをつけた。「1番DH」で古巣エンゼルス戦に出場し、3打数1安打。第4打席で右中間席に強烈な1発を放ち、同球場での通算100号アーチを飾った。13日(同14日)には今季9度目の先発で、古巣のファンに約2年ぶりの二刀流を披露する。なお、この日チームは完敗。今季のエ軍戦で4連敗を喫し、2位パドレスに1ゲーム差と接近された。
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大谷は試合前にブルペン入りで投手として調整を行い、約2年ぶりとなるエンゼルスタジアムでの凱旋(がいせん)二刀流に備えた。右翼フィールドで壁当てとキャッチボールを行い、左翼のブルペンへ。道中で花巻東の先輩でもあるエンゼルス菊池とあいさつし、笑顔で会話を交わした。順調に投球練習を終えると、元同僚たちとも談笑。旧交を深めた。13日(日本時間14日)の登板では、4イニングを任される予定だ。