
「第2回アジア甲子園大会」の記者発表会が10日、甲子園歴史館(西宮市)で行われた。
12月13日~18日にインドネシア・ジャカルタでインドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピンの4カ国が参加し、14チームで優勝を競う。参加資格は各国14歳から18歳。中学生の年代からの参加は、日本の高校への留学なども視野に入れている。
ゲストとして来場した元ソフトバンク監督の工藤公康氏(62=野球評論家)は「いまはアメリカ(メジャー)に目がいきがちだが、アジア甲子園は日本で野球をやりたい子どもを育てる夢を持ってやっている。アジアは無限の可能性を秘めている」と大会理念にエールを送った。ソフトバンク王貞治球団会長(85)も、野球振興団体「球心会」代表として、大会を応援するビデオメッセージを届けた。
アジア甲子園大会は、元巨人育成選手だった柴田章吾氏(36)が立ち上げ、昨年12月にインドネシアで国内8チームが参加して第1回大会が開催された。