前田健太、ヤンキース3Aで移籍後初登板、６回５安打１失点で７奪三振の好投 チームは敗れる

前田健太（2025年撮影）

＜リーハイバレー－スクラントン＞◇9日（日本時間10日）◇ペンシルベニア州アレンタウン

ヤンキースとマイナー契約を結んだ前田健太投手（37）が、傘下3Aで移籍後初登板し6回で91球を投げ5安打1失点（自責0）、無四球7三振と好投した。

前田は3Aスクラントンの一員としてフィリーズ傘下リーハイバレー戦に先発。初回を3者凡退に抑え、2回は2死から内野安打を許すも最後は空振り三振に仕留めた。4回は3者連続三振と圧倒。5回は味方の失策で1死二塁となった場面で右前打を浴びたが、右翼手の好返球で走者がホームでアウトとなり無失点で切り抜けた。

6回は1死から左前打を浴び、捕逸で1死二塁となった後に二塁打を打たれ先制された。後続は抑え、最少失点にとどめて降板。チームは完封負けを喫し、前田が敗戦投手となった。今季3Aでは計13試合に登板し3勝5敗、防御率5.40。

前田は今季タイガースでリリーフとして開幕を迎えたが、7試合で防御率7.88と苦戦。5月に自由契約となり、カブスとマイナー契約。12試合に登板後、今月2日に再び自由契約となり、4日にヤンキースとマイナー契約を結んでいた。