
<ドジャース-ブルージェイズ>◇9日(日本時間10日)◇ドジャースタジアム
元ロッテの井口資仁氏(50)が「NHKBS」で解説を務め、ドジャース大谷翔平投手(31)の40号アーチに言及した。
大谷は2-0の5回1死、右腕バジットと3度目の対戦。カウント3-1からの外角ツーシームを完璧に捉え、打った瞬間に確信する中越えソロとした。
3年連続の40本塁打となる1発は、打球速度107・8マイル(約173キロ)、飛距離417フィート(約127メートル)、角度27度の当たりだった。
井口氏は「状態がいい時のホームランですよね。調子が悪いときは構えにも力みがあって、上体がホームベースにかぶるような感じはあったんですけど。ここ最近はスッと構えて立つようになったので、思ったところにバットが出るようになってますよね。また一気にホームランは伸びてくる」と解説した。
大谷はこれでリーグ1位のカイル・シュワバー外野手(32=フィリーズ)に1本差。メジャー単独トップのカル・ローリー捕手(28=マリナーズ)にも4本差とした。