＜ソフトバンク4－1日本ハム＞◇9日◇みずほペイペイドーム
日本ハムが逆転負けで首位攻防3連戦の初戦を落とした。今季10度目の連敗で首位ソフトバンクとのゲーム差は「2」に開いた。
2回に相手のミスで先制したが、その裏に先発加藤貴が山川に同点ソロを献上。さらに1死一、二塁で海野に勝ち越しの右前適時打を浴びた。4回にもダウンズに2ランを浴びた加藤貴は4回持たずにKO。打線も相手先発の有原から追加点を奪えなかった。
4回の守備では万波が、海野の右前への打球で強肩を発動させて「ライトゴロ」にする好プレーもあったが、これで本拠地10連勝となったソフトバンクの勢いを止められなかった。
試合後の新庄剛志監督（53）の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
－加藤貴は珍しく甘い球が多かった
「でも、ファウルになったらね、いいわけで。打たれたら“甘いボール”になるし。1試合の中で甘いボールはたくさんあると思うんですけど、それがファウルになるか、前に飛ばされるかはキレの問題であったりとか、バッターのタイミングの外し方とか。ワンパターンじゃ、ちょっと厳しいですね。ちょっと工夫、投球フォームでなんか狂わせるような、タイミングにしていかないと厳しいですね」
－4回途中という早いタイミングでの継投
「（加藤貴は）打たれそうな気がした。今日のボールじゃ…（試合自体も話すことが）ないね、今日は。4安打で作戦も使えないし。この1週間、あんま点取れないっていうのを想像ができてる中で、守備で守り勝ちしていきましょうって話はしてたんで。まあ、明日もどういう展開になるかわかんないですけど、そんなに点数はね、取れないと思うので、守備から勝っていきます」
－4回に奪ったライトゴロ。いつも準備はしていると思うが
「いつも、しています」
