
<ドジャース5-1ブルージェイズ>◇8日(日本時間9日)◇ドジャースタジアム
サイ・ヤング賞3度受賞しているブルージェイズのレジェンド右腕、マックス・シャーザー(41)が敵地でのドジャース戦に先発。6回6安打2失点、3四球5三振と力投したが、ドジャースのベッツに手痛い1発を浴びて今季2敗目を喫し、メジャー通算219勝目はならなかった。
ドジャースの先発左腕カーショーとの200勝同士の投げ合いとなった一戦。初回は先頭の大谷、2番ベッツにいきなり連打を浴び、2死からマンシーを歩かせて満塁としたが、6番T・ヘルナンデスを空振り三振に仕留めて無失点。2回以降は立ち直り、4回まで0点に封じた。
だが1-0の5回、2死から大谷に右中間エンタイトルツーベースを許し、次打者ベッツに初球スライダーを捉えられて逆転2ランを被弾。6回98球で1点ビハインドの場面で降板し、味方の反撃を待ったが敗れた。今季2勝2敗、防御率4.21。
シャーザーとカーショーは08年に初めて投げ合い、これが通算4度目の対戦。これでカーショーが2勝、シャーザーが1勝。2人は21年にドジャースでチームメートだった。シャーザーは試合後、カーショーとの投げ合いについて「彼はここまで素晴らしいキャリアを築いている。このタイミングで再び対戦できたのはちょっとしたクールな節目だね。彼は素晴らしいチームメートでもあるんだ。彼のグラウンド内外での活躍を心からリスペクトしている」と話した。