＜ドジャース5－1ブルージェイズ＞◇8日（日本時間9日）◇ドジャースタジアム
ドジャースのクレイトン・カーショー投手（37）が、マックス・シャーザー投手（41）とのレジェンドマッチに投げ勝った。
立ち上がりは2三振を奪う好スタート。2回に4安打を浴びるも、1死満塁からの遊直併殺打で1失点に切り抜けた。
打線はシャーザーの前に4回まで沈黙。カーショーが5回まで7安打を浴びながら1失点の粘投を見せると、2死から大谷翔平投手（31）の右越え二塁打、ムーキー・ベッツ内野手（32）の12号逆転2ランで、6勝目の権利が転がり込んだ。
カーショーは逆転直後の6回、先頭の主砲ゲレロにこの日初めての四球を与えるも、続くビシェットをスライダーで遊ゴロ併殺打に仕留めた。7回からアンソニー・バンダ投手（31）にマウンドを譲った。
6回を74球、7安打1四球1失点4奪三振の内容。走者を許しながら3併殺などで最少失点に封じた。
シャーザーも150キロ台中盤の直球にスライダーを交え、6回2失点の好投。ドジャース打線は7回に2番手リトルから大谷の安打などで好機を演出すると、押し出し四球やテオスカー・ヘルナンデス外野手（32）の犠飛で3得点。リリーフしたバンダやベン・カスペリアス投手（26）らのリレーでリードを守り切り、カーショーが6勝目をマークした。
今季は14試合に登板して6勝2敗、防御率3・14。メジャー通算218勝目を飾り、シャーザーと並んだ。
カーショーとシャーザーは、ともにメジャー通算218勝で3度のサイ・ヤング賞を受賞。カーショーが通算3014奪三振、シャーザーが同3456奪三振を記録している。
