
<ドジャース5-1ブルージェイズ>◇8日(日本時間9日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が、5打数3安打で54日ぶりの1試合3安打を放った。
「1番DH」でスタメン出場。カウント1-1からレジェンド右腕マックス・シャーザー投手(41)が投じたカーブを捉え、中前にはずむ安打とした。
大谷はベッツの中前打、マンシーの左飛で三塁へ進塁。2死満塁と先制機を演出したが、得点には至らなかった。
第2打席は0-1の3回無死、2ストライクから外角へのチェンジアップで二ゴロに倒れた。
第3打席は0-1の5回2死、カウント2-2から低めのスライダーを捉え、右越えのエンタイトル二塁打とした。続くベッツが左翼席への逆転2ランを放ち生還した。
第4打席は2-1の7回無死一塁、左腕リトルが投じた初球のツーシームを引っかけたが、一塁手ゲレロの頭上を越える右前打とした。これで6月15日(同16日)以来、54日ぶりの1試合3安打となった。
大谷はベッツの遊ゴロでの野選とフリーマンの四球で三進。スミスが押し出し四球を選び、ホームへ生還した。
第5打席は5-1の8回2死、左腕フルーハティと対戦。フルカウントから外角のスイーパーで空振り三振に倒れた。
今季は打率2割8分、リーグ2位、メジャー3位の39本塁打、75打点、16盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.994とした。
投げては8試合に登板して0勝0敗、防御率2・37。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。
前回登板の6日(同7日)カージナルス戦では、今季自己最長の4回を1失点8奪三振だった。