
<DeNA2-12巨人>◇8日◇横浜
DeNAが巨人打線に捕まり、今季ワーストタイの被安打18、同ワースト12失点で大敗を喫した。ここまでの今季ワーストは6月22日ロッテ戦(横浜)の被安打18、10失点だった。
先発アンドレ・ジャクソン投手(29)がいきなり捕まった。1回2死二塁、巨人キャベッジに不運なポテンヒットで先制適時打を献上すると、2死満塁からはリチャードに2点適時打を打たれて3点を先取された。
さらに4回には1死二、三塁から山崎の犠打を三塁・宮崎がファンブル。1死満塁となって丸が右翼への犠飛と佐々木の2点適時三塁打を浴びた。ジャクソンは今季ワーストの5回8安打6失点(自責2)で降板し、「今日はアンラッキーなヒットもありましたが、自分の仕事はアウトを積み重ねることなので、そこの悪い流れを止めるピッチングができなかったのが悔しいです」と振り返った。
後を受けた中継ぎ陣も粘りきれない。6回にはルーキー若松尚輝投手(25)が打者9人の猛攻を受けて4失点。7回はこの日プロ初昇格した橋本達弥投手(25)がプロ初登板のマウンドに上がるも、1回2失点のほろ苦デビューとなった。
8回は三嶋一輝投手(35)、9回は森原康平投手(33)が無失点リレーも、打線は2回の京田の遊ゴロ間による1得点にとどまった。