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【甲子園】智弁和歌山エース渡辺颯人「迷惑をかけた」ミス悔やむも「やりきった」初戦敗退


智弁和歌山対花巻東 9回表、ベンチで声を出す智弁和歌山エース渡辺(右)ら(撮影・上山淳一)

<全国高校野球選手権:花巻東4-1智弁和歌山>◇8日◇1回戦◇甲子園

今春センバツ準優勝の智弁和歌山が、まさかの初戦敗退を喫した。甲子園で春3勝を挙げた147キロ右腕、渡辺颯人(はやと)投手(3年)が花巻東打線につかまり5回3失点。打線も萬谷相手に1点止まりで、あっけなく夏が終わった。

渡辺は1点を先制してもらった初回、先頭から連打を浴び、味方ミスなども重なって2失点。5回はけん制悪送球からピンチを広げ、2点差にされる適時打を浴びた。「仲間に迷惑をかけた。申し訳なかった」。

9回表の攻撃は涙を流して見つめ、敗戦が決まると指導者に促され、最後に整列に並んだ。「自分は横浜出身で大人たちが家族以上に支えてくれた。感謝の気持ちしかない。やれることはやりきった。悔いはない」と涙をぬぐった。

チームは夏の甲子園で全国制覇した21年以降、3大会連続初戦で敗れた。中谷仁監督(46)は渡辺をねぎらいつつ、悔しさを隠せなかった。「萬谷投手の丁寧な投球を攻略できなかった。対策はしたけど、甲子園という舞台で発揮できなかった」。雪辱を期し、新チームで出直す。【中島麗】

◆センバツ準V校の智弁和歌山が初戦で姿を消した。センバツ準優勝校が夏に出場したのは、智弁和歌山で49度目。初戦敗退は昨年の報徳学園(兵庫)以来、2年連続11度目となった。智弁和歌山は中谷仁現監督が3年時の96年、水戸短大付に4-7で1回戦敗退。林晃汰、黒川史陽、東妻純平らを擁した18年も近江に3-7で1回戦敗退しており、通算3度目となる。

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