
<阪神-ヤクルト>◇8日◇京セラドーム大阪
阪神佐藤輝明内野手(26)が30号本塁打を放った。2試合連発で一気に「大台」をクリアした。
0-0の4回2死、カウント3-1から高梨裕稔投手(34)の甘く入ったフォークを右翼席中段に運んだ。確信したようにゆっくりと歩き出し、京セラドーム大阪の大声援を浴びながらベース1周した。
球団の生え抜きでは、日本一になった85年の掛布雅之(40本)、同じく岡田彰布(35本)以来、40年ぶりの30本。
その後も00年の新庄剛志(28本)や05年の今岡誠(29)ら歴代スラッガーが迫ったが、超えられなかった壁を軽々と打ち破った。
本塁打王争いは独り旅が続く。残り41試合でどこまで伸ばせるかも注目される。