
<レイズ0-3ドジャース>3日(日本時間4日)◇ジョージ・スタインブレナー・フィールド
ドジャース山本由伸投手(26)が、6回途中を無失点の好投で10勝目(7敗)をマークした。
立ち上がりから安定した投球で、4回まで三塁を踏ませない好投。5回は1死一、三塁のピンチも、今季20発のディアスをスプリットで二飛、ローもスプリットで空振り三振に仕留めた。
打線が6回にアンディ・パヘス外野手(24)の適時打で先制。山本は6回2死から安打を許したところで降板した。酷暑の中で5回2/3を5安打無失点無四球6奪三振と力投し、今季10勝目をマークした。
【山本の一問一答】
-暑さの影響は
「やっぱり影響はありましたけど、しっかり体調を整えて挑めましたし、集中して投球することができたのでいい投球につながったと思います」
-試合中の暑さ対策は
「汗の量がいつもと全然違って、何度も何度も着替えたり、園田さんのサポートで何とか乗り切りました」
-暑さの中で好投できた要因は
「やっぱり気温と湿度があったので、いつもより集中するように心がけたので、それが投げ切れた要因と思いますし、自信の1つになったかなと思います」
-打線の援護が少なかったが
「そこまで僕の中で意識して変えていることはないですけど、もちろん勝負なので。僅差でいっているときはより丁寧に投げないといけないと思いますし、展開によって変えるというのはありますけど、そんなに大きく変えていることはないです」
-これで10勝目
「とにかくいいコンディションで投げられていますし、今日もいい投球ができたので、暑かったのでしっかりリカバリーして、次に備えたいなと思います」
-5回のピンチを乗り切った
「1、2番と回ってきたので、いいところを狙って投げました」
-暑さ対策は何を
「この試合までに、より丁寧に体調を整えましたし。いつもより繊細に、自分の体調をどうかなと感じながら、気持ちの準備ができていたので、しっかり自分のパフォーマンスができていたと思います」
-練習で長く屋外にいたのはその意味も
「いやいや、(屋)中は冷房がすごく効いているので、多少は意識はありましたけど、暑い中で体を動かしてどんな感覚かなというのをちょっと確かめながらやっていました」
-イニング間は頻繁にシャツを替えたか
「ここ(右腕のアンダーシャツ)もすごく汗が出てズレたり、ちょっと重くなったりしていたので、そうなったら替えてという感じでした」
-園田通訳に頼んだことは何か
「(ベンチ)裏のところに対策グッズとかを準備してくれたり、水を持ってきてくれたり、いつもすごく気を使ってくれていますけど。今日はいつもよりサポートしていただいた感じがありました」
-ベルーナドームとどっちが暑かったか
「ちょっと種類が違うというか、違う感じでした」
-今までで一番も暑かったか
「暑かったですけど、2軍でやっていたときとかすごくデーゲームが多かったですし、高校野球をちょっと思い出しました」
-狭い球場でゴロが多かったが
「そこはあまり気にしていなかったですし、1発のある打者もいたので丁寧にいいところを狙って投げていきました」
-ベースカバーで遅れた場面
「ちょっと暑かったので、できれば(一塁手の)フレディ(フリーマン)が(ベースへ)行ってくれるかなという甘い気持ちがよぎっちゃって…。自分が悪いですけど、その後に『あっ』って(笑い)」