
<慈善試合:KOBE DREAMS-WORLD DREAMS>◇2日◇ノエスタ
ヴィッセル神戸は2日、クラブ30周年記念チャリティーマッチ「レジェンドマッチ」を行う。
試合を前にノエスタでトークショーが行われ、初代監督で06年にも指揮を執ったスチュアート・バクスター氏、神戸出身でエースとして活躍した元日本代表FW永島昭浩氏、初代コールリーダーを務めたという安田大サーカス団長の安田裕己、元日本代表FW大久保嘉人氏、現役のFW佐々木大樹が登壇。司会は永島氏の娘でフリーアナウンサーの優美さんが務めた。
神戸の初期から応援をしていたという安田団長は、バクスター氏が監督として来日する前の引っ越し準備を整えたといい「山の上のオーシャンビューの家でした。フォーク、ナイフ、スプーンなどをそろえたのが僕でした。人生で初めてドラム式洗濯機を見たのがそこでした(笑い)」とエピソードを公開。Jリーグを連覇するまでになったクラブには「連覇したり、イニエスタが来たりというのは信じられなかった。我々の時はラウドルップ。いつも『本気出してくれ!』って言ってました。サボってるように見えることもあって…。たまにボール来たら本気出してくれて、3人ぐらいかわしてパスを出したりしたら『本気出した!』と言ったり。そういうことを思い出しました」と当時を振り返った。
7月27日には同チャリティーマッチとしてバルセロナとの試合が行われたが、試合開催に関しては、プロモーターのヤスダグループから一部の入金がなかったなどとして、中止騒動に陥った。無事に開催されることにはなったが「全くお会いしたことのないヤスダさんなんですけど、ヤスダを代表して本当にご迷惑をおかけしました」と頭を下げる一幕も。「なぜ俺が謝るのかわからない(笑い)」としながらも「今のところつながりは見えてこないけど、つながりがもしあった場合には本当に申し訳ございません」とした。