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【神戸】「不可能状態」のバルサ戦実現まで…三木谷会長明かす「今までで1番大変だったかも」


再会を喜ぶヴィッセル神戸の三木谷浩史会長とバルセロナのラポルタ会長

ヴィッセル神戸の三木谷浩史会長が取材に応じ、27日に行われるバルセロナとのチャリティーマッチ開催までの動きと思いを、騒動後初めて語った。

日本側プロモーターによる契約違反や500万ユーロ(約8億5000万円)とされている、肩代わりした金額などについては「法的な話があると思うので、後日弁護士から説明してもらった方がいいかなと思います」としたが「ファクトとして着金していなかったということなので、その問題を解決して、本当にいろんな人が協力してくれて、何とかなりました」と説明した。

23日(日本時間24日)にバルセロナから「プロモーターによる重大な契約違反」により日本ツアー中止の声明が発表されたことを、三木谷会長が知ったのは24日早朝。「スマホを見たら『(バルセロナが)来ないみたい』。何だこりゃ、となって、そこからはもう、直接も間接も全部(交渉を)やりました。(ジェラール・)ピケ経由でつないでもらって(ラポルタ会長の)右腕のアルファンドロと直接話した」とスピーディーな動きを説明した。

バルセロナの選手やスタッフが移動するためのフライト手配にも手を尽くし「エアアジアのトニー・フェルナンデスから大韓航空の会長や航空当局に電話してもらって、何とか飛べるようにということでお願いしたり、大韓航空にも本当に柔軟に対応していただけたので良かった」と振り返った。

開催できると安心できたのはバルセロナ一行が飛行機に乗った時だとし「(現地に)『乗ったか?乗ったか?乗ったか?』と(確認していた)」と笑顔で話した。

中止を避けるべく尽力したのは、多くの人を悲しませないためだった。「(クラブの)30周年というより、日本全国の特に子どもたちが、すごく楽しみにしていると思ったので、何とか開催できてうれしい。もし開催されていなかったら大騒ぎになっていたかなとは思う。本当に良かった、それだけです」。多くの人の思いを背負って動いたことで、試合開催にこぎつけた。

一連の動きを振り返って「大変でしたね、今までで1番大変だったかもしれない。ちょっとミッションインポッシブルっていう感じでしたけど、何とかなりました」。多くの修羅場を乗り越えてきた三木谷会長にとっても、今回のトラブル解決はトップレベルの難題だったことを明かした。【永田淳】

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