
WEリーグマイナビ仙台は30日、8月9日のシーズン開幕を前に仙台市内の大崎八幡宮で必勝祈願を行った。
選手、フロントスタッフ、アカデミースタッフら43人が参列。昨季は最下位の12位と低迷したチームの立て直しを図るべく須永純監督(50)は「3位以内という目標を達成すること」と決意を表明。今季から主将を務めるGK清水栞(28)も「スタートの時点で上っていくだけなので、結果という一番わかりやすい形で恩返ししていきたい」と気を引き締めた。
3季ぶりに仙台に復帰したストライカーも気持ちを新たにした。昨季はリーグ日本人最多の11ゴールをマークし、攻撃の要として期待のかかるFW矢形美優(25)は「13ゴールを目標に掲げて、チームが強くなるためにいろんな覚悟をもってやっていきたい」と昨季越えの活躍を誓う。開幕戦はアウェーでの古巣C大阪ヤンマーとの対決からスタートとなり「ワクワクもありますが必ず勝ちたいと思います。(ヨドコウ桜スタジアムは)自分的にはやりやすいピッチなのでゴールを狙えると思います」と気合十分。帰ってきた背番号13が自らの右足で、開幕戦白星を引き寄せる。【高橋香奈】