
<高校野球西東京大会:東海大菅生4-0佼成学園>◇24日◇準々決勝◇神宮球場
東海大菅生が4試合連続の完封勝利、合計27回連続無失点で準決勝へ駒を進めた。
今大会初登板となったエース左腕、上原慎之輔投手(3年)がシンカーを低めに集めて内野ゴロを量産。7回84球1安打無失点と好投した。8回からは最速149キロでプロ注目右腕の藤平寛己投手兼外野手(3年)がマウンドへ。同じく今大会初登板となったが、勢いのある直球で打者を詰まらせ2回を無失点。最後はこの日最速の146キロ直球で空振り三振を奪った。
藤平は初回に2点適時三塁打も放っており、投打での活躍が光った。
若林弘泰監督(59)は「上原が良かった。真っすぐもキレていたし、久しぶりに見ましたね。(変化球を効果的に使った)上原も、鹿倉隆志捕手のリードも本当に良かった」とバッテリーを絶賛した。
次戦は27日に準決勝を戦う。