
<高校野球西東京大会:東海大菅生21-0日野台>◇16日◇3回戦◇スリーボンドスタジアム八王子
「五厘刈り監督」と4年ぶりの聖地へ突き進む!! 第1シードの東海大菅生は16安打21得点の5回コールド勝ちで好発進。初回、小上坊登生(こじょぼう・とおい)内野手(3年)の二塁打から1死満塁にすると、5番藤平寛己外野手(同)が外角直球を右前へはじき返し、2点を先制。打者10人6得点につなげ、その後も攻撃の手を緩めなかった。
試合後、元中日の若林弘泰監督(58)は丸刈り頭で登場。「まあまあじゃないですかね」と笑顔で総括すると、自身の髪形についても触れた。「ちょっと今年勝負だなって」。直近の甲子園出場は23年春が最後。現3年生は聖地を経験していない。寮で自らバリカンを入れ、最後は小上坊が仕上げたという。
頭を丸めた指揮官には藤平も「気合入ってていいな」と3安打4打点で応えた。今年の東海大菅生はひと味、違うかもしれない。