
<高校野球西東京大会:東海大菅生-佼成学園>◇24日◇準々決勝◇神宮
東海大菅生にアクシデントが起きた。
4点リードの6回2死一、二塁、カウント2ストライクから佼成学園・中村が打ち上げたファウルフライを背番号12・鹿倉隆志捕手(2年)が追いかけていたところ、一塁側ベンチの器物に激突。そのまま倒れ込んだ。
試合は一時中断し、鹿倉は担架に運ばれ、負傷退場となった。若林弘泰監督(59)が慌ててタイムをかけると、相手ベンチからは「頭を動かすな」など声も出て一時騒然となった。
その後は、背番号2の沼沢史稀捕手(3年)がマスクをかぶった。捕逸で二、三塁のピンチとなったが、先発左腕の上原慎之介投手(3年)が空振り三振を奪い、乗り切った。
試合は4-0で東海大菅生がリードしている。