
<高校野球兵庫大会:夢野台1-6報徳学園>◇22日◇5回戦◇ほっともっとフィールド神戸
報徳学園が夢野台を退け、準々決勝進出を決めた。先発の左腕沢田悠佑投手(2年)が6回2安打9奪三振1失点の好投。「3年生と甲子園を目指せる最後のチャンス。序盤はゾーンでしっかり勝負できました」。春の地区大会以来となる公式戦登板ながら、先発でしっかり結果を残した。
2年生左腕を打線も援護した。2回につながり、5安打を集中して一挙4得点を奪い、試合の主導権を握り、6回にはスクイズなどで2点を追加。リードを投手リレーで守り切った。
大角健二監督(45)は「勝ったことが1番です。打てない中で勝つ。打てないながらも得点していることをプラスに考えています。守り勝っていくスタイルはできていますから」。投手を中心とした守りの野球に手応え。24日に神戸国際大付との対戦が決定。「(打線が)爆発してくれれば」と打線の奮起を期待していた。