不調のベッツに笑顔が戻った トップバッター起用で大谷翔平とコンビ、二塁打に思わずスマイル

ドジャース・ベッツ（2025年撮影）

＜ドジャース－ツインズ＞◇21日（日本時間22日）◇ドジャースタジアム

ドジャースのムーキー・ベッツ内野手（32）に笑顔が戻った。

ベッツは前日20日（同21日）から、大谷翔平投手（31）と入れ替わる形でトップバッター起用。今季は試合前時点で7月は1割8分9厘と不調に陥っており、デーブ・ロバーツ監督（53）はベッツの1番起用に「ムーキーを先頭打者として起用することで、『とにかく出塁する』というマインドセットを与えられると感じた。彼はキャリアの中で1番打者に慣れているし、大丈夫だろう。ショウヘイ（大谷）やその後ろの選手たちにチャンスを作ろうということ」と説明していた。

この日もベッツは「1番遊撃」で出場。第1打席で四球を選ぶと、大谷の35号2ランで生還。5－1の7回2死から左翼線へ二塁打を放つと、塁上で笑顔を見せた。20日（同21日）も1安打を放ったが、試合後には「特に気持ちは他の試合と変わらない。もっと良いプレーをしないといけないし、解決策を見つけないといけない」と表情は暗かった。