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【東京V】谷口栄斗、綱島から刺激「もっともっとやらなきゃ」E1組そろう町田止めて代表目指す


東京Vのディフェスの要となる谷口栄斗

東アジアE-1選手権が終了し、明治安田J1が再開する。東京ヴェルディは次節20日にFC町田ゼルビアをホームに迎える。

町田はリーグ4連勝中と勢いがある上、E-1組のFW相馬勇紀やDF望月ヘンリー海輝、韓国代表のMFナ・サンホにFWオ・セフンとトップ選手がそろう。そんな中、DF谷口栄斗(25)が日本代表に初招集されたDF綱島悠斗の存在を刺激に“ストップ・ザ・町田”に意欲を高めている。

谷口は今季、守備の要としてここまで公式戦28試合に出場。16日の天皇杯3回戦サガン鳥栖戦でも3バックの左に入り、1-0の完封勝ちに貢献。対人の強さ、両足から繰り出す正確なパスを武器に、ヴェルディの壁となっている。谷口のパフォーマンスがチームの結果に直結しており、リーグ戦含め直近は3試合連続の無失点と好調を維持している。

相手の鳥栖はJ2で3連勝し4位まで浮上する勢いのあるチームだっただけに「簡単な相手ではなかった。内容的にも前半とか良くなかったですし、その中で一番得点を欲していたソメ(染野)が決めてくれて、チームとしても勢いに乗っていけるかなと思います。町田戦に向けていい試合ができたんじゃないかな。無失点ですし、そこは良かった」と手応えを口にした。

日本代表に選ばれておかしくない能力を持つ。綱島がメンバー入りしたことで、自身にとっても日本代表は目指すべきところへと意識は切り替わった。東京Vのアカデミー、国士舘大、そしてプロと綱島は1年後輩として共にプレーする間柄。もともとボランチからポジションを下げてDFラインに入る綱島に対し、センターバックは自分の方が本職という自負もある。

「ツナ(綱島)が選ばれたことによって、やっぱり僕自身もっともっとやらなきゃいけないっていうことに気づかされましたし、まだまだ足りないというのを思い知らされた期間だったので逆に良かった。足りない部分が多いですし、そこを1つずつクリアにして、最終的に入れればいいかなと思います」

今回のE-1選手権では30歳にして初招集のジャーメイン良(広島)が5得点と大活躍したように、Jリーグ組にも日本代表への門戸は開いている。Jリーグで結果を出せば可能性は大きく広がる。身近な“後輩”の姿も含め、それを知ることができた。だから目の前の一戦への意欲は高まっている。

くしくも次節の相手、町田には相馬、望月、招集を辞退した西村拓真、さらには韓国代表組までそろっている。高い攻撃力を持つゼルビアだけに、自らの真価を高める絶好の相手とも言える。

「前線にはでかくて速い選手だったり、クオリティーの高い選手が多いと思うので、そこをはね返さなければ僕たちは相手の土俵で戦うことになってしまうと思う。しっかりとDFラインはそこをはね返すこととスキを作らないこと、あとは組織的にしっかり守ることを意識していやりたいと思います」

チーム内では鳥栖戦のフィードバックから、守備面の甘さが出ないよう、球際も含め厳しく戦っていくことを確認している。「デュエルのところで負けていたら話にならない。そこはもう1回引き締め直して、チームとして大事にしたい」。

今季リーグ戦は14位と苦戦しているが、無失点試合数は首位の柏レイソルと並び11試合(23試合中)は驚きのデータだ。その基盤を支えている1人こそ、谷口に他ならない。体を張り続け、強い意志で戦い抜くファイターが、東京V浮上のカギを握っている。【佐藤隆志】

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