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【川崎F】山田新が退団セレモニー「環境を変えることで成長できてきた自覚がある」夢のW杯へ


山田新

海外移籍の手続きため、チームを離脱する川崎フロンターレの日本代表FW山田新(25)が、天皇杯3回戦J3のSC相模原戦後、取材に応じ、意気込みを語った。

2連覇を達成した東アジアE-1選手権から帰国した山田は、同日の活動をもってチームを離れる。中高6年間、プロして2年半、計8年半過ごした。試合後、セレモニーで愛するクラブに別れを告げた。

「自分で決断したことですけど、このクラブの温かみであったり、これが2年半いてこれが当たり前になっていたので寂しい思いと、ここが最後という実感はまだわいていないですけど、温かさを感じました」

夢を追うために挑戦を決めた。「フロンターレに入る時点で海外に行きたい思いはあった。自分の目標であるワールドカップ(W杯)に出場して日本で優勝するのに向かうのに、そこ(海外移籍)の決断がないと近づけないと思った」と海外移籍の決め手を明かした。

E-1選手権では香港戦に出場し、代表デビューを飾った。持ち味のフィジカル面は代表の中でも通用する手応えを得た一方で、守備の強度や決定力といった部分では課題を感じた。「思うような結果は残せなかった。森保(一)さんの信頼は得られなかった」と新天地でさらなる成長を目指す。

順風満帆なサッカー人生を歩んできたわけではない。川崎Fの下部組織に入った中学時代も最初は試合に絡めなかった。ユース昇格時も同様で、トップには上がれなかった。桐蔭横浜大でも1年時は1軍での出場機会はなく、Iリーグチームで技術を磨いた。4年後に大学NO・1ストライカーとしてクラブに帰還するも、初年度は分厚い選手層にはね返された。それでも2年目の昨季19得点とブレークし、海外移籍を勝ち取った。

「自分は環境を変えることで成長できてきた自覚はある。環境を変えたいと言う部分でも決断しました」

移籍先は未発表だが、関係者によるとスコットランド1部のセルティックが新たな活躍の場となる。「まだ具体的な数字はない」と目標得点数についての言及は避けたが「ゴールもそうですし、それ以外のクオリティーも上げないといけない」と全体的なスケールアップを誓った。

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