
<高校野球西東京大会:工学院大付3-0富士森>◇17日◇3回戦◇府中市民球場
投打がかみあった工学院大付が、7年連続(20年に中止となった第103回大会を除き)の4回戦進出を決めた。
7回、川久保陽生内野手(3年)の一ゴロで敵失を誘い、待望の先制点を手にした。さらに8回、伊藤哲也捕手(3年)が左越えの2点本塁打を放ち、リードを3点に広げた。
守っては、大会屈指の好左腕で先発の岩月幸大投手(3年)が6安打6奪三振、1四球で完封した。
勝利を決定付けた1発に伊藤は「打球を見失ってびっくりしたけど、欲張らず打てた」。岩月は「(5回戦は)歴史を変えるため、チームでなんとしても勝ちを目指したい」と血気盛んだった。