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【阪神】5位中日に甲子園で2年ぶり連敗、迫る27年ぶり珍事


阪神対中日 中日に連敗しファンにあいさつする藤川監督(撮影・加藤哉)

<阪神0-6中日>◇16日◇甲子園

アレアレどうした!? 首位独走の阪神が5位中日に2連敗し、6カードぶりに負け越した。先発高橋宏の前に三塁を踏めず4安打で完封負け。中日戦は今季5勝7敗で借金2となり、セで唯一負け越している。2位巨人に8・5ゲーム差をつけているとはいえ、何ともイヤ~な感じ。17日は昨年のドラフト1位で競合した金丸が先発してくるが、スカッと快勝して井上竜を苦手にはしたくない。

   ◇   ◇   ◇

甲子園にため息が充満した。5位中日に23年7月以来、2年ぶりの甲子園での連敗を喫した。才木と高橋宏の「ヒロト」対決も序盤までは投手戦。自慢の強力打線は竜投右腕の前に散発4安打。チャンステーマも8、9回に二塁へ走者を進めた2度だけで、阪神ファンにはストレスのたまる1戦になった。森下、佐藤輝のクリーンアップも無安打。阪神戦通算10戦1勝だった高橋宏に、今季初完封勝利で、甲子園初勝利を献上した。

「(高橋宏は)すごく良かったですよね。ボールの軌道もこれまでより良かったと思います」。藤川監督は自軍先発の才木の投球内容を褒めたが、敵右腕の126球完封に脱帽した。

昨季は中日戦では甲子園で無敗を誇ったが、今季は連敗を含め本拠地6戦3勝3敗。対戦成績も5勝7敗とリーグ5位チームに5勝7敗と唯一負け越した。「才木は(3回に)バントがうまくできず、高橋投手は(6回の先制機に)バントを決める。野球のゲームというところでは投げること以外、セ・リーグに関してはやらないといけないので」。マウンド以外での勝負の流れが変わったことを振り返った。

24本塁打、62打点のリーグ2冠の佐藤輝も、WBC優勝経験を持つ右腕の前に、3打数無安打。キャリアハイの本塁打数更新も阻止された。主砲は「(高橋宏は)むちゃくちゃ良かったですね。コントロールも。いい球を投げてたと思います。普通にまた明日、頑張ります」と、17日の3連戦最終戦での巻き返しを見据えた。リーグで佐藤輝に次ぐ、16本塁打、60打点で追走する森下も4打数無安打と沈黙。3番打者は「打てなかったです。修正して頑張ります」と、唇をかんだ。

甲子園での中日戦3連戦3連敗は98年までさかのぼる。27年ぶりの珍事は避けたい。【伊東大介】

▽阪神近本(4の1、中日戦打率は1割8分9厘)「スコアラーさんから試合前に言われました。中日打ってないよって。それはタイミングとか時期にもよるし、そこまで深く考えることでもない。チームとしてもあまり(中日に)勝ってないし、明日勝ちたいです」

▽阪神木下(2度目のイニングまたぎも9回に4失点し、連続無失点が6試合でストップ)「何もないです」

▽阪神中川(2度目の1軍昇格)「ファームでやってきたことを出すだけ。今いい感覚をつかめている。そこは1軍も2軍も関係ない」

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