
<東アジアE-1選手権:韓国0-1日本◇15日◇第3戦◇龍仁
【龍仁(韓国)=永田淳】 日本代表が宿敵韓国を下し、東アジア2連覇を飾った。優勝の立役者となったのは、今大会初出場となったGK大迫敬介(26=広島)だった。
1点リードの後半39分、スーパーセーブが飛び出した。至近距離からボレーシュートを打たれた。瞬時に左へ横っ跳びし、左手1本ではじいた。
「どっかで1本相手にそういった決定機が来るとは思っていたので、常にそういった準備の中で落ち着いて対応できたと思います」
終盤は韓国の猛攻を浴びたが、慌てることなくハイボールもしっかりキャッチした。
闘志あふれるプレーで完封勝ちに「個人的にもいろんな思いがあって今日のゲームになったので。もっともっと改善しないといけないプレーは多かったですけど、何よりも結果を出したいという思いがそういったものになった」と振り返った。
その「いろんな思い」というところを問われると、「W杯までも時間が少ない中で、個人的にはそこまで出場機会が少ない。こういった与えられた時に自分のパフォーマンスだったり結果を出したいっていう気持ちがあった。今日に僕は懸けていた」と熱い言葉を口にした。