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【高校野球】エースを支える米沢東2年生・佐々木愛瑠が3安打5打点に好救援 開幕戦制す/山形


北村山・谷地・上山明新館対米沢東 5回裏米沢東2死一、二塁、左前適時打を放つ米沢東・佐々木(撮影・木村有優)

<高校野球山形大会:米沢東13-5北村山・谷地・上山明新館>◇10日◇1回戦◇ヤマリョースタジアム山形

山形の熱い戦いが始まった。米沢東が一番乗りの白星。北村山・谷地・明新館連合に13-5で7回コールド勝ちした。佐々木愛瑠(あえる)内野手(2年)が三塁打含む3安打5打点。投げては公式戦初登板ながら3回1/3を4奪三振1失点(自責0)。2年生が投打で活躍し、初戦突破に導いた。

   ◇   ◇   ◇

公式戦初登板を勝利で飾った。佐々木は2番手で登板。4-1の4回にエース嶋貫が、3安打2死球などで2点を返され降板。なおも2死満塁のピンチでの出番だったが、1点でしのいだ。佐々木は「ここで0点に抑えられなかったのは反省点ですが、三振も取れましたし、内容的には良かったです」と振り返った。

本職は三塁手。普段は投手練習はほとんど行わない。5月上旬の練習試合で、投手として好結果を残し、公式戦に抜てきされた。斎藤宏昭監督(54)からは「エースが崩れたときはお前で行くぞ」と告げられていた。主に直球とカーブの2球種で勝負。最速は110キロ程度ながらも、サイドから繰り出す緩急ある投球で、反撃に燃える連合打線を抑え込んだ。

中学でも本職のセカンドと並行し、主に練習試合で登板していた。もともとはオーバースローだったが、中学2年時に当時の監督の勧めでサイドに転向。「内野を守るときはサイドで送球するので、サイドに転向してからは制球力が良くなりました」。これが功を奏し、投手としての能力も開花した。

1年前の夏も、1年生ながらスタメン出場。「昨年と違って気持ちにも余裕ができて、周りに声掛けできるようになりました」。技術面での成長はもちろん、メンタル面での成長も実感した。2回戦では、強豪山形中央と対戦する。「エースが崩れても、いつでも自分がいけるように準備して、良い試合にしたいです」と意気込んだ。3年生と長い夏を過ごすためにも、まだまだ終わらせるわけにはいかない。【木村有優】

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