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快投のミジオロウスキー、大谷翔平に本塁打打たれるも「さらに燃えた」/Nobu’s Eye


ブルワーズのミジオロウスキーはマウンド上で雄たけびを上げる(AP)

<ブルワーズ3-1ドジャース>◇8日(日本時間9日)◇アメリカンファミリーフィールド

【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)8日(日本時間9日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が、怪物撃ちで敵地を騒然とさせた。ブルワーズ戦に「1番DH」で出場し、3打数1安打1打点。最速165キロの新星右腕ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23)と初対戦となった第1打席、いきなり31号ソロ本塁打を放った。前半戦までに31本塁打は球団新記録をマークしたが、チームは逆転負け。同投手を相手に6回12三振で完敗を喫し、今季初の5連敗となった。

   ◇   ◇   ◇

快投を演じたミジオロウスキーは、野球少年のようにうれしそうだった。試合後の囲み取材で大谷関連の質問を受けると、ニコニコと無邪気な表情を見せた。「50本塁打を打って、50盗塁するような選手を見て、子どもが『いつかこの人と対戦したい、彼を抑えたい』って思うような、そういう存在」。勝利の味とは“別物”かのように、あどけない笑顔が際立っていた。

強者を相手に、アドレナリンが全開になる。本塁打を打たれても、「ショウヘイ・オオタニだから。何が起きてもおかしくない。次の打席で空振り三振を奪えて、さらに燃えた」と闘争心をみなぎらせた。メジャーで大谷に本塁打を浴びた投手は200人以上。対戦を振り返る際、驚異的な打力にあきれ顔で脱帽する投手も多いが、ミジオロウスキーはむしろ、純粋に楽しんでいるようだった。

出だしでつまずいても、挽回する反発力もあった。今季、メジャートップの本塁打数を誇る打線を相手に奪三振ショーを披露。MLB公式サイトによれば、ド軍を相手に12奪三振をマークしたのは23年の6月、エンゼルス時代の投手大谷が記録して以来だという。先頭弾を浴び、ミジオロウスキーは思った。「さぁ、やってやろうと」。野球を楽しみ、闘争心をむき出しにする投げっぷりは、どことなく大谷とも似ていた。

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