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【阪神】勝利への流れつかんだサインプレー 大山悠輔「大きかった」やられた経験を生かす


ヤクルト対阪神の試合において、阪神の守備陣が周到な準備で試合を制した。初回、阪神の伊藤将司投手は2死一、二塁のピンチを迎えたが、大山悠輔の迅速なけん制リクエストによって一塁走者オスナをアウトに。これが試合の流れを変えるポイントとなった。このプレーの背景には交流戦後の連携練習があり、過去の経験を生かしていた。試合後、伊藤将はヤクルトを2安打無失点に抑え、阪神は6-0で快勝した。

ヤクルト対阪神 1回裏ヤクルト2死一、二塁、一塁走者オスナをけん制アウトにしたとアピールする大山悠輔(2025年6月29日撮影)

<阪神6-0ヤクルト>◇29日◇神宮

勝敗を分けたのは阪神守備陣の周到な準備だった。 先発の伊藤将司投手(29)が初回、2死ながら一、二塁のピンチを背負った。表に森下翔太外野手(24)のソロで先制。ここは絶対に抑えて、流れをつかみたい場面だった。

打者の増田珠外野手(26)に対してカウントは2-2。5球目を投げる前に、ベースを離れていた一塁手の大山悠輔内野手(30)が一塁走者ホセ・オスナ(32)の背後からベースに走った。

屈指のけん制技術を持つ伊藤将がタイミングよく一塁に投げ込む。判定はセーフだったが、大山は確信を持ってすぐにベンチにリクエストを要請。結果、アウトに覆った。好判断が光った大山は「そうですね、大きかったと思います」と、試合のポイントになったと振り返った。

チームとして用意したサインプレーとみられる。2死のため、一塁走者は長打なら一気に本塁突入を狙う。前がかりになる心理を読み切って、狙い済ました。

苦い経験を生かした。12日の西武戦(ベルーナドーム)。3点を追う8回1死満塁で一塁走者の佐藤輝明内野手(26)が同じようなピックオフプレーにかかってアウトになった。

阪神は交流戦終了後の4日間を利用して2度、室内練習場を閉め切って、連係プレーの確認を行っていた。藤川球児監督(44)は詳細について触れないが、ピックオフプレーの確認も含まれていた可能性がある。

この1プレーに救われた伊藤将は3回以降無安打で2安打完封勝ち。快勝で6月を締めくくった。

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