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スーパーのコメ平均価格、5キロ3801円 3000円台は2週連続


農林水産省が発表したデータによれば、2023年6月中旬の全国スーパーでの5キロ当たりのコメの税税込み平均価格は3801円と、5週連続で値下がりしました。価格が3800円台となったのは18週ぶりであり、安価な政府の備蓄米の流通増が原因と見られています。石破茂首相は5キロ3000円台の目標を掲げていたが、価格は引き続き下落するかが注目。この期間、銘柄米の価格はほぼ横ばいとなった一方で、複数銘柄を混ぜたブレンド米の価格は149円下落し、ブレンド米の市場シェアも増えました。また、随意契約による備蓄米の平均価格も報告され、地域によって異なる価格が示されました。

 農林水産省は30日、6月16~22日に全国のスーパー約1000店で販売されたコメ5キロ当たりの平均価格(税込み)が3801円だったと発表した。前週より119円安く、集計の公表を開始した2022年3月以降で初めて5週連続の値下がりとなった。3800円台は2月以来18週ぶり。割安な政府備蓄米の流通量が増えた結果とみられる。

 石破茂首相は5キロ3000円台の目標を掲げていた。3000円台は2週連続で、値下がりが継続するかどうかが注目される。

 種類別の平均価格(5キロ)をみると、銘柄米は4341円で、前週より3円高くほぼ横ばい。一方、備蓄米を含む複数銘柄を混ぜた「ブレンド米」などは3346円で、前週から149円下がった。5月31日から店頭に並び出した随意契約の備蓄米が大量に市場に出回ることになったが、銘柄米の価格への影響は限定的になっている。

 販売数量に占めるブレンド米などの比率は前週の50%から54%にアップした。

 一方、農水省が別にまとめた、随意契約による備蓄米販売店舗における5キロ当たりのコメの平均価格は、前週比で43円安い3077円。随意契約の備蓄米のみは前週比で34円高い2077円だった。また都道府県別の随意契約による備蓄米の販売数量も新たに公表。22日までの累計で、東京都が1700トンで最も多く、最小は秋田県の9トンだった。

 農水省はブレンド米について、全国でサンプル調査した都道府県別の5キロ当たりの店頭価格も公表した。25日現在で、随意契約の備蓄米は含まないもので、税抜きの最低価格は神奈川県の2899円、最高価格は滋賀県の4980円だった。【中津川甫、渡辺暢】

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